セラピストさんは真面目で誠実な方が多く
結果を出すためにスクールに通ったり
勉強のために遠くまでセミナーに通ったりしています。

でも、同じ時間とお金をかけても
ちゃんと結果が出るセラピストさんと
なかなか結果に繋がらないセラピストさんがいます。

私も開業から15年様々な技術や商品と出会ってきましたが
結局、結果に繋がっているのはその中の極一部
片手で足りるほどです。

今日は私たちドリームヒントが
延600回以上試験をしてくる中で見つけた
結果が出せるセラピストさんに共通する
たった2つのことをお伝えします。

実は2週間前にドリームヒントの
レベル判定試験がありました。
今回は稀に見る好成績で全員合格!
という素晴らしい結果がでました。

今回は特に試験の内容が大きく変わっていたので
皆さん合格できるかが正直心配だったんですが
試験前にはすごい集中力で頑張られました。
結果、合格のDどころかC判定や
B判定まで出してしまう生徒さんまで現れました。

前回の試験結果は惨敗でしたので
今回と前回との間にどんな違いがあったのか?
について今日は考えて見たいと思います。

結果が出せるセラピストと結果が出ないセラピストの違い

最初の頃は再受講をしないから受からないのかと思って
再受講を2.5時間2,500円という破格の金額で設定して
再受講を増やしてもらうようにしたけれど
それでもあんまり結果には繋がらなかったですね。

それから実技のボディーモデルを講師が受けて
細かい技術をチェックする
スキルアップを勧めたりもしたけれど
それも生徒さんの中に技術を定着させることには
繋がらなかったですね。

結局再受講でもスキルアップでも
スクールに来て実技を受講している時には
講師と同じようにできていたとしても
家に帰って一人で練習しようとすると
それが再現できないということがありましたね。

受験をした生徒さんにアンケートを取っているんですが
そのアンケートを見ると
試験に合格して成績が良い人ほど
自主練の回収が多いということがわかりました。

1日1回は必ず練習してるとか
すごい人だとお母さんをモデルに連れてきて
スクールから帰ってすぐに1回
その後また別の人に練習台になってもらってもう1回とか
たくさん練習していましたね。

その生徒さんは
実際に講師の手技を受けていたので
よくわからないなりにも
「先生とはなんか違う!」とか
「もっとこんな感じだったよ」とか
先生との違いの感じを伝えてもらえたので
授業の再現ができたということですね。

自主練習で授業の再現をする

ということですね。

私の場合は最初にリンパを学んだ時に
5人の同期生で勉強を始めましたが
たまたま私の家の空いていた部屋に
先生にも来ていただいてましたし
ベッドも置いてあったので
「いつでも練習できるよ」と4人に声をかけて
週に1回の練習会を4人とやりました。

なので他の人が週1の練習だったのに
私は週4回できたということでしたね。
だから数ができるので絶対に覚えてしまえる
是大敵回数が多かった
そこが他の人との大きな違いでしたね。

それは他の人の4倍やったという自信ができましたし
「これだけやった」っていうのは
試験の時もすごく安心して受ける事ができました。

第1段階のHOW TOの時に
一回でも多く練習をした方が覚えられます。
つまり、やり方をきちんと体に入れていくには
ある一定回数やらないと忘れてしまうんですよね。

何にも考えなくても手が動いちゃうくらいにしないと
次の段階には進めないですよね。

テキストを見ないでも
順番とやり方がちゃんと頭に入って
手が動くというところまでは
数をやるしかないですよね。

試験モデルをして思うのは
セラピストさんたちが思っている以上に
受けるとわかるんですよね。
うつ伏せや目を閉じていると
感覚が鋭くなるので
練習量が少なくて
セラピストさんの手がフッと止まる瞬間があると
わかっちゃうんです。

例えば気が入っている時といない時の差や
他所ごと考えていたり
次にやることを考えてたりすると
わかってしまうから
そこが出なくなるまで数を練習することですね。

何も考えなくても流れるように次の手技に
繋がっていくようになるための練習というのが
第1段階HOW TOですよね。

あとは、メンタリストDAIGOさんの動画で
効率の良い勉強の仕方について言ってたのが
「誰かに教えるつもりで勉強する」ことが
効率的に覚える方法だということでした。

実は私も、第1回目の授業の時から
「私は教えます」と
先生にも同期生にも宣言していたので
メモをとる時には、先生が何を言ったとか
そこまで細かく書いていました。

次からそれを自分が教えていくつもりで
切羽詰まっていたので、全部メモってましたね。

前のリンパは、最初の試験に合格すれば
同時に教える資格も取れるものだったので
私もそのつもりで始めました。

POINT#1
人一倍の自主練習

カウンセリングの授業をやっていて
すごい思うのは、ほとんどの人が
「これさえやれば全部の人に使えます」みたいな
奇跡の答えみたなものがあると
思っている人があるように感じてるんです。

奇跡の答えを教えて欲しい、
みたいな気持ちがあることが
結果が出ないことに共通してるかなと思います。

セラピストさん一人一人で
答えは違うはずですよね。

同じセラピストでも
体型も手の大きさから肌の質も
条件は皆んな違うじゃないですか。

なおかつ同じセラピストでも
その日によって体調や心理状態も違いますよね。
その時その時の条件でコンディションは
全く違いますよね。

尚且つセラピストのコンディションプラス
一人のお客様のコンディションで
その時その時での体調も疲れている身体の場所も
全く違ってくるんですよね。

それがお客様一人一人で
体質だけじゃなくて嗜好も違うから
肌で合う合わないがありますよね。

セラピスト一人一人の違い×お客様一人一人の違い
×その瞬間瞬間の違いとして出てくるから
第1段階で、教えられたことを
ただ教えられたままに何回も繰り返しやってたって
それで結果が出るのは最初の3年くらいですね。

その3年お客様が来てくださっているからと言って
慣れて気を抜き出すとそれがモロに出てしまいます。

何回やっても誰にやっても同じことをやるのは
1回目の最初はそれで結果がでたとしても
それを5年10年とずっと繰り返して
食べていけるかと言ったら違いますよね。

お客様の身体も次第に微妙に変わっていくし
少しづつ良い方向に向かって変化しているので
めっちゃくちゃ調子の悪かった人が
ちょこっとトリートメントすればすごく良くなったけど
その良くなった状態から
2回目に1回目と同じ幅で変化がでることはないですよね。

どんな状態でもその瞬間に
ベストの結果を出すには何が必要かということ
そこが判断できるようになるには
第1段階のHOW TOを覚えるのとはちょっと違いますよね。

技術職の職人さんの中で良く言われる言葉
「100人やって素人の域を出る。
1000人やって初めてプロの域に入る」
という言葉は確かにその通りだなと思いますね。

(劉)デザイナー業界でも
最初にアイデア出しする時には
100個目までは誰かの手垢のついて
どこかで聞いたり見たりすることだから
まず100個は何も考えずに出して
そっから先がようやく使えるアイデアがでる
って、大学の時にも教えられたからね。

その100回をいかに短時間でやるかが大事で
一回やってすごく間が空いて次違う人をやっても
これは一回の繰り返しだから
それは積み重ねにはならないですよね。

実は私たちもこの動画をやるにあたって
とりあえず100本作るまでビデオをやってみよう
って決めて始めました。

その位の覚悟をもって始めないとお商売だからね

100人くらいやると大体の人の身体のパーターンが
100パターンくらいが手に入るので
そうするとどんな人が来ても
その対応法は大体わかってくるという
そのための100回だと思いますね。

四日市校でサロンをやってた時に
お向かいの喫茶店のオーナーさんが
けっこうな年齢で痩せている方なので
親指が鎖骨に届かないんですね。
その時に中指や人差し指を使ってでも
必死に鎖骨に届かせる・・・

そういう一人一人の違いに
毎回工夫をしながら対応することで
結果どういう人が来ても対応できるようになる
ということですよね。

(劉)そしてそれは前もって聞いててやってもダメでね
あの時も他のスタッフがその人をやる時に
私はわかってたけど言わなかったのね。

そうしたら
「鎖骨届かなくて、中指でやっちゃったんですけど
大丈夫でしょうか?」って言われて
「うん、私もやってるよ中指で」って言ってね。

せっかくなら、ちょっと慌てて自分で工夫して
っていうそういう経験がしてほしくてね。

それはとても大事ね
最初から「こういう場合はこうしてください」なんてことを
探し出したらキリがないでしょ。
何万個とパターンを伝えなきゃいけないしね。

それを丸覚えできたとしても
今この瞬間目の前にいる人がどのパターンにあたるのか
そこを探すくらいだったら
最初から自分で感じて考えながらやれば
そっちの方が早い気がしますよね。

イレギュラーなことがいっぱいというより
イレギュラーが普通だから
自分なりに基本を押さえて対処を探していく
それが経験というものですよね。

やっぱりただの繰り返しじゃなくて
一回一回工夫しながら
同じことをグルグルするんじゃなくて
少しでも自分の経験を積みながら
勉強を増やしながら
グルグルしながらも少しづつ階段を
上がっていく方向で勉強するということが
すごく大事だと思います。

それができるようになるには
四六時中、365日そのことを考えていないと
スクールに来た時だけ施術のことを考えて
あとはお客様をやって終わり!
一回のお客様で何か問題が起きて
上手く対処できなかったっていうことでも
結局次のお客様まで何も考えないで放置するよりは
その間、それこそ食器を洗っていたり
ただテレビ見てる時でも
ヒントってどこにでも落ちてますよね。

今回もリメディアルの試験を受けて
Step2に上がった人の最初の授業で
筋膜リリースがあったんで
参考文献を開いてもう一回読み直ししてみたら
以前よりも私自身の受け取る力が上がった
ということがわかってね、
発見するレベルが1回目と2回目と3回目では
気づくレベルが全然違うんですよね。

事前カウンセリングのモデルをしても
もう何回も受けてわかってるからって
ちゃんと受け答えができなかったり
ということがあるんだけど
今日の私は違うかもしれないから
一回一回を大事にして受け止めて行く
という視点をセラピストとして持つことは
慣れを出さないためにも
すごく大事なことだと思いますね。

どうしても回数をやると
最初に慣れが出てきちゃうと
結果に繋がらなくなりますよね。

手技のスピードが早くなったり
タオルのかけ方やはずし方が
おざなりになったりしないように
なるべく早めにちゃんとお金をいただいて
お客様として100回
良くを言えば100人やれるように
そういう環境を整えていく努力も必要ですね。

POINT#2
人一倍の工夫と継続

今日は「結果が出せるセラピストさんに必要な
たった2つのこと」ということで

1つ目が、スクール以外の自主練習を
スクールと同じくらい頑張る、ということ

2つ目が、ただ同じことを繰り返すのではなくて
より良くする工夫を続けて行く、ということでした。

そもそも勉強の中身でいけば
第2段階RESULTS結果を出すために勉強するということは
第1段階HOW TOの、やり方を勉強する時とは
全く違うということです。

私たちドリームヒントでは
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