リメディアルセラピストには、オーストラリアの国家資格が必要ですか?

更新日:2019年07月12日
question質問
私はこれから技術を身につけて、セラピストになりたいと思っています。セラピストの仕事をするには資格が必要だと思うのですが、日本にはセラピストの国家資格が無いと聞きました。

ドリームヒントのホームページでリメディアルがオーストラリアの国家資格だと知りましたが、オーストラリアの国家資格が無ければリメディアルセラピストになることはできないのでしょうか?
リメディアルセラピストには、オーストラリアの国家資格が必要ですか?
answer回答

セラピストの資格については
とてもたくさんのスクール生さんから質問を受けますし、
すでにセラピストをしている人も
いつも気になっている問題だと思います。

一般的なセラピストの資格については
【連載:セラピストと法律(1)】
国家資格の無いセラピストは違法なのか?

で詳しく取り上げていますので
そちらを参考にしてくださいね。

今回は特に
私がインストラクターをしている
リメディアルセラピストの“資格”について
お伝えしたいと思います。

日本のセラピスト教育の現状

現在日本では
セラピストは民間の資格です。
国家資格はありませんので
国内では国家資格を取る必要はありません。

ただ従来の日本のセラピスト教育を見ると
かなりの大手のエステスクール以外では
まだまだ昔ながらの
弟子入り感覚が抜けないのが現状です。

 

実際にドリームヒントでも、
よそのスクールで学んだのに
またわざわざドリームヒントで
学び直そうとする生徒さんも少なくはなく

ドリームヒントの入校理由は
「理論的な裏付けを学びたい」が
常に上位に入っています。

また、
何年もセラピストをしてきた先生から
経験を土台にした
感覚的な指導を受けて苦労した
という声を多く聞きます。

私自身も初めて学んだスクールでは
手技の手順と方法だけを習って
最初の10年間のスクールでは
自分が教えられたそのままを
教えてきました。

 

でも、リメディアルセラピーは
同じ国家資格を持ったセラピストでも
一人一人アプローチ方法が全く違います。

セラピストが10人いれば
10それぞれにトリートメントの方法が
全く違うのが大きな特徴です。

だからこそ
お客様に「あなたでなくちゃダメだわ」と
言って選んでいただけるセラピストに
なることができるのだと思います。

リメディアルセラピストへの道

リメディアルセラピストになるには
簡単に分けて3つの方法があります。

  • オーストラリアの国家資格を取得する
  • 日本国内で民間の認定資格を取得する
  • 資格取得よりも自分のレベルに合わせて学び続ける

ここからは、
それぞれの長所と短所をご紹介します。

オーストラリアの国家資格を取得する

まず1つ目の方法は
リメディアルの本場オーストラリアで
リメディアルセラピーの専門学校に通って
オーストラリアの国家資格を取得する方法です。

この方法の長所

リメディアルセラピーを育んだ
オーストラリアに長期滞在して
しっかりとリメディアルを
身につけることができるので

オーストラリアでの
リメディアルセラピストとしての道も
開けることになります。

私も、あと30歳若ければ
絶対挑戦していると思います。

 

この方法は最大の長所がありますすが
実現にはかなりのハードルがあります。

 

まず、最大の難関は「英語力」でしょう。

リメディアルセラピーの
国家資格取得を目指す専門学校には
受講資格として英語力を証明できる
資格試験のスコアが必要です。

英語力を判定するTOEICやTOEFLでも
資格の有効期限は3年以内ですし
それよりも新しいスコアが
必要な学校もあります。

最近では受け入れるスクールによっては
英会話の授業にセラピスト用語も入れた
カリキュラムを用意しているところもあるようですが

やはり英語力の問題で断念する方が
かなり多いと思います。

 

あと、費用がかなりかかることも
大きなハードルのひとつです。

受講料の他には渡航費も必要ですし
1年と言う長期となると
滞在費もかなり高額になります。

 

そして、晴れて資格を取得できた後には
資格の維持が最大のハードルになります。

日本の国家資格は
一度、取得してしまえば
更新せずに維持できるものがほとんどです。
医師や看護師でさえ
資格の更新は必要ありません。

ただ欧米諸国では
取った資格を維持するための条件が
毎年ごとに更新することと
定められていることが多く

更新条件の中には
指定の教育機関での
セミナー受講はもちろん
プロとしての活動歴も
必要になる場合も少なくありません。

 

私の娘婿は20代の頃
アメリカ カリフォルニア州で
保育士をしていましたが
結婚して日本に移住したために
現在は資格が更新できず
停止されています。

(ただし、資格そのものは残っているので
更新条件さえクリアすれば
復活はできるようです。)

 

リメディアルセラピストの国家資格も
毎年更新が必要ですし
所属する協会に年会費を納め
協会の定める有料セミナーへの参加も必要です。

 

セラピストは人の身体に
直接触れる仕事ですので

技術だけでなく
理論の裏付けになっている
医学的根拠についても

更新し続けることは
セラピストとして
とても大切なことです。

 

オーストラリアの国家資格を取得する
と言うことは、こうした更新も
し続ける、と言うことですので

日本で仕事をするセラピストにとっては
とても難しいことだと思います。

日本国内で民間の認定資格を取得する

リメディアルセラピストへの道
二つ目は、日本国内で
民間資格を取得する方法です。

私はこの方法を選びました。

WATEC世界アドバンスセラピー認定試験機構
日本の認定スクールで
基本のスウェディッシュトリートメントを
学んだ後

ゴールドコーストの
フューチャーセラピーアカデミー
でアロマリメディアルコースを
2週間受講して
認定セラピスト資格を取り

その後、講師養成コースを受講して
インストラクター資格を取りました。

 

私がこのスクールを選んだ理由は

  • 本場オーストラリアで受講できること
  • 短期で資格が取得できること

そして何より
会長はじめ講師陣が日本人だったことです。

日本語でリメディアルが学べることは
言葉がわからないという
余計なストレスを感じずに
勉強に集中できると思ったからです。

 

実際に受講してみて
やはりオーストラリアで学ぶことは
私にとっては大切だったと思います。

短期でしたが
日常から切り離されて
リメディアルを育んだオーストラリアの
空気や人々の自然との関わり方
幅広い人々がスポーツを楽しんでいる
その暮らし方に触れられたことは
リメディアルを理解する助けになりました。

特にゴールドコーストという
有数のリゾート地で
若い人たちに混じって
みっちり勉強漬けになったあの時間は
私にとって得難い経験で
貴重な宝物になっています。

 

帰国してからも
セラピストを目指すスクール生さんたちに
ぜひ、本場オーストラリアで
リメディアルセラピーを体感して欲しくて
個人的にオーストラリアに研修に行く時には
毎回スクール生さんをお誘いしてきました。

(2020年には
リメディアル体感サマーセミナーも
企画しています!
詳細は7月末に
公式LINEで発表予定です)

資格は取らずに自分のレベルに合わせて学び続ける

リメディアルセラピストへの道

先の2つの方法は、どちらも
資格が欲しい方に
オススメの方法ですが

全ての人が簡単に選べる方法とは言えません。

 

実際に国家資格を取るために
1年オーストラリアに留学して
学べる人はよほど珍しいと思いますし

私が取った方法も
お勤めしていたり
結婚して子育て中の人にとっては
かなりハードルが高いと思います。

そこで私がオススメしているのが
自分のレベルとペースに合わせて
必要なことを時間をかけて
学ぶ方法です。

 

例えば日本国内にも
リメディアルセラピーを学べるスクールは
徐々に増えてきています。

国内のスクールに通うのであれば
あなたの生活に合わせて
学びのペースを選ぶことができます。

フルタイムで仕事をしながらでも
土日開講のスクールを探せば
受講できますし

子育て中の方でも
子どもが保育園や学校に行っている時間を使って
受講すれば
家族に負担をかけることもないですし、
生活のペースを乱す心配がありません。

 

受講内容も
ご自身の現在のレベルに合わせて
学びの内容やステップを
選ぶことができます。

経済的にも、
まずは受講料さえ用意できれば
今すぐにでも学び始めることができます。

ドリームヒントスクールにも
そんな風に
ご自分のレベルとペースで
受講を始めるスクール生さんが
たくさんいます。

 

例えば、
リンパリメディアル入門プログラムなら
アロマトリートメント未経験の方でも
月に2回ずつの来校受講オンラインセミナー
最短12ヶ月でリンパリメディアルセラピストとして
開業できるのに必要な知識と技術を
身につけていただけます。

他にも、現役アロマセラピスト向け
+UPリンパリメディアル入門プログラム
より高度なリメディアルセラピーを
定額制で継続的に学べるプログラムなど

生徒さんのレベルや目標によって
様々なプログラムをご用意しています。

 

ただし、本場のリメディアルセラピーは
日々進化し続けていますので
国内で技術や知識を積んで
色々な手法ができるようになったとしても
もしリメディアルセラピストと名乗りたいのであれば
やはり本場オーストラリアで
学ぶ機会をもうけて欲しいとも思います。

そういう私自身も
まだまだ学びの途中
発展途上です。

リメディアルセラピストとしても
インストラクターとしても
リメディアルの奥深さを
全て知ってはいません。

知っていないからこそ
その奥底に触れてみたいと思い
毎年のように
オーストラリアでの研修や
セラピーを受け続けています。

 

「学び続ければ 進み続ける」

とは、私自身の
永遠の姿勢の表明です。

そして、学び続ける姿勢だけは
本場のリメディアルセラピストに
負けないセラピストさんを

どんどん排出できるように
なれればいいなと思っています。

貴女らしいセラピストになるために

日本でリメディアルセラピストになるのに
オーストラリアの国家資格は必要ありません。

でも、先にもお伝えしましたが
リメディアルセラピーとは
「お客様の身体の状態に合わせて
オーダーメイドでトリートメントを
組み立てる」技術です。

目の前のお客様の状態と
お客様が何を望んでいらっしゃったかを
きちんと受け止めて

自分の頭で考えて
トリートメント計画を立てて
お客様に満足していただけることが
最終目標です。

 

極論ですが
“あんな技術”や“こんな技術”を使わなくても
オーストラリアで学んだことが無くても

リメディアルとはどういうものかを知って
お客様に満足していただける
トリートメントができれば
みなさん広い意味での
リメディアルセラピストだと
私は思っています。

 

最後に質問です。

「あなたは、
どんなセラピストになりたいですか?」

 

大切なのは、あなた自身の
セラピストとしての目標設定だと、私は思います。

いつ頃までに
どんなセラピストになりたいか?

その目標に合わせて
ペースを定めプランを組んで
あなたのなりたい姿に合わせて
目指すゴールをしっかりと見定めて
道を選ぶことが大切ですね。

そして、終わることのない
あなたの学びにとって
信頼できる学び方に導いてくれる
スクールと講師を選んでくださいね。

 

人の痛みに寄り添い
健康を取り戻すお手伝いをする
セラピストという職業は
本当にやり甲斐のある素晴らしいお仕事です。

あなたの、その夢に向かって
あなたにとっての最善の道を選んで
進んで行ってください。

石灰化とセラピスト

更新日:2017年06月12日

歌うセラピストトレーナー
リンパスクールドリームヒント 校長
加藤琉魅子です。

以前、私自身が体験した肩の石灰化について
【実録】校長、石灰化の痛みを体験する!
というコラムを書きました。

この記事は3年以上経った今でも
ドリームヒントのコラム人気第1位です。

これだけ多くの人が興味を持って
読んでくださっているということは
どれだけ多くの人が石灰化に苦しんでいるか
ということです。

裏返せば、セラピストにとっても
石灰化の痛みを抱えたお客様が来店される可能性が
あるということではないでしょうか?

今回は、前回のコラムでご紹介した実例はもちろん
石灰化と言う症状に対して
セラピストにできることを考えてみます。

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【連載:校長、膝の痛みと闘う!③】突然の悪化とセカンドオピニオン

更新日:2017年05月04日

リンパスクール ドリームヒント
校長加藤琉魅子です。

前回までの連載で
私の膝痛がリメディアルで
軽減した様子をご紹介しました。

今回は、そのリメディアルから一週間。
痛みも少なくなり、全身の筋肉もほぐれて
ずいぶん楽に歩けるようになっていた頃のお話です。

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【連載:校長、膝の痛みと闘う!②】リメディアルで解決するのか?

更新日:2017年05月03日

リンパスクール ドリームヒント
校長加藤琉魅子です。

前回のコラムでは
私自身が膝痛を発症するまでの
幾つかの原因と

近所の整形外科での
レントゲン写真による初診についてお話しました。

今回は引き続き
自力で膝痛と戦う様子
をお話をさせていただきます。

インターネットでのリサーチ
こうなったら、O脚を改善するために
今度こそ一から生活を見直し

「めったなことでは治らない」
と医師から言われた膝を治して見せよう

と密かに闘志を燃やした私は
まずはインターネットで
『変形性膝関節症』を調べてみました。

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【連載:校長、膝の痛みと闘う!①】膝痛発症までの経緯と初診

更新日:2017年05月02日

リンパスクール ドリームヒント
校長加藤琉魅子です。

実は4月26日から
お休みをいただいています。

理由は私自身の
『左膝内側副靭帯及び半月板損傷』
です。

 

以前に、肩の石灰化をレポートしました。

その時はちょうど肩リンパの練習会があり
肩リンパを2回受けただけで
痛みが消えたのですが

今回はかなり重症で
連休明けまで
仕事は休まざるをえなくなりました。

 

私の周りにも
膝の痛みを抱えた方も多くありますし

これからセラピストとして
同じ症状を持つお客様に出会う機会が多い
スクール生さんの勉強にもなると思うので

完治の日まで
膝痛の体験レポートを
して行きたいと思います。

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