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【連載:自宅サロン開業に必要な3つの協力(3)】同業者の協力

更新日:2016年03月25日 執筆者:

こんにちは。
ドリームヒント開業支援部
劉 羽瑠子です。

 

女性ばかりの縦割り業界でもある自宅サロン業界では
セラピストさん同士の横の繋がりが希薄です。

7番さんの加藤校長は
「自営業なんて孤独なもの。」
って言うでしょう^-^;

でも、それって本当に必要な孤独なんでしょうか?

 

開業したばかりのセラピストさんよりも
開業から5年以上と、長く続いていらっしゃる方ほど
横のつながりを大切にされています。

 

今回のコラムでは
自宅サロン開業に必要な3つの協力
の3つ目として

自宅サロンに必要な同業者の協力について
お話をさせていただきます。

同業者との協力が必要な理由

そもそも、たった一人で
お客様を相手にしていくセラピストさんに
なぜ協力者となるセラピスト仲間が必要なのでしょうか?

色々な理由が考えつきますが、
今回は3つの理由を挙げてみたいと思います。

情報の入り口が増える

「何でも好きなようにできて
自由でイイよね」

 

自営業を営んだことが無い方の多くは
自営業者に対してそんな風に思っているようです。

自宅サロンを営むセラピストさん達も
雇われセラピストの安定よりも
自宅開業の時間的&精神的な自由が欲しくて
開業された方も多いのではないでしょうか。

 

でも、一人でやっていても
迷ったり、悩んだりすることはあります。

 

特に年に1〜2回ある閑散期には

本当にこのままで大丈夫か
自分がやっている事が間違っているんじゃないか

そんな風に思って悶々としてしまいます。

 

そんな時に限って、上手くいっている人に出会って
その人がやっている事を真似してみたりして。

でも結局はそれも上手くいかなくて
「そもそも私は向いてないんじゃないか」
なんて考えることもあったりして。

 

逆に、開業早々にたくさんのお客様がいらっしゃって
ご紹介も出る様になって、もう安泰!
なんて思っている開業1〜2年のビギナーセラピストさんも

3年たっても開業当初と同じことをやっていたら
5年後には片手で足るほどしかお客様がいなかった

そんなセラピストさんは、そこから慌てて
新メニュー追加のためにセミナーに通ったり
最新機器を導入してみたり。

当校にも、そんな風に来られるセラピストさんが
多くいらっしゃいます。

 

自営業の廃業率が高いのは
そんな間違った自己評価からくるのかな?
と思います。

 

当校にも、同じようにスクールをされている
同業者さんとの繋がりが幾つかありますが

年に数回お会いするだけでも
それぞれの場所で仕入れた様々な新情報を
毎回お互いにお話して話が弾みます。

 

特に、業界内での流行や
最近増えている困ったお客様(ごめんなさい^-^;)
身近で廃業された同業者さんの情報など

自分一人ではなかなか分からない
広範囲での情報がお聞きできて
毎回、本当に有意義な時間になっています。

お互いの良さを共有できる

一人のセラピストに出来ることは限られています。

人それぞれ人生が違う様に、人脈も違うので
経歴が長くなるほど得意分野ができてきます。

 

でも、何年かに一度
全く経験したことのない様なことが起こります。

それまで聞いたことのないセラピーを紹介されたり
それまで見たこともない症状を訴えられたり
それまで体験したことが無いほどのクレームを受けたり。

そんな時、あなたならどうしますか?

 

もちろんネットで調べることも
良い方法かもしれません。

知人の医療従事者の方に聞いてみるのも
良い方法かもしれません。

 

でも同業者の仲間なら

「あぁ〜、それ聞いたことあります!」
なんて声も聞かれるかもしれません。

「それ、私がやってるセラピーなら症例あるよ!」
なんて事も珍しくありません。

 

当校では、同じスクール業の仲間が多いですが

アロマテラピーが強い先生
営業が強い先生
カウンセリングが強い先生

と、それぞれの強みをよく理解していますので

当校にお招きして、スキルアップ講座をお願いしたり
新しいカリキュラムについて相談に乗ってもらったり
様々なかたちで連携をはかっています。

 

また、最近アメリカで流行しているのが

同業者から推薦文をもらうことです。

 

テレビでもよく
『有名シェフが通う絶品レストラン』
なんて特集していますよね。

『行列ができる絶品レストラン』
よりも、ずっと魅力的ですよね!?

 

お客様の声などで書いていただける事って
一般的な、当たり障りの無い内容がほとんどですよね?

それに比べて、同業者の仲間が言ってくれる
「あなたってココが凄いよね!」は
とっても具体的です。

そして同業者だからこそ
色々なサロンを知っていますから

その同業者が指摘してくれる「ココが凄い」は
貴女の売りポイントになるはずです。

 

同業者との良い協力関係を築くには

当校の校長が
自宅サロンを開業したばかりの頃は
まだまだ自宅サロンは少なくて
競合は大手サロンでした。

あれから十数年。
自宅サロンが当たり前になった現在

自宅サロンの競合は自宅サロンです。

 

当校の生徒さんからも

「近所に自宅サロンができる度に
お客様を取られないかハラハラする」

そんな声もよく聞かれます。

 

 

たった一人で不安を抱えて
アレやコレやと結果の出ない工夫をしている
孤独なセラピストさんから

同業者の協力者に囲まれて
自分の良さを生かしながら楽しくサロンを続けていける
キラキラのセラピストさんになるために

私から貴女に、3つの質問です。

あなたは他のセラピストさんと何が違いますか?

同業サロンを競合として捉えているセラピストさんは
みなさん真面目なタイプの方ばかりです。

他の自宅サロンセラピストと比べて
自分の技術は劣っているのではないか

そう思うせいか
売り上げが少し減ると不安になります。

 

そんなアリ貧乏タイプのセラピストさんは

セミナーで出会った同業者がやっている事を
真似することに必死になります。

特に自分よりもうまくいっているセラピストを見ると
そのサロンで提供しているメニューにまで魅力を感じ始めます。

その結果、新メニューの習得ために
セミナー経費がかさんできます。

 

そうなると、もう悪循環。
受講や仕入れのための経費を何とか作り出そうと

さらに新しいアイデアを求めて
余計にセミナーや仕入れにかける経費が増えていく

 

そんなセラピストさんには
自分自身を見つめる時間が足りません。

 

  • どうしてセラピストをしているのか
  • なぜ自宅サロンなのか

 

そんな、開業前に思っていた
貴女がセラピストになった原点に立ち返って
考えてみてください。

そして、

  • そのコンセプトがサロンの売りになっているか
  • 主力商品はそのコンセプトに基づいているか
  • それがお客様にちゃんと伝わっているか

これらをよく確認してみましょう。

 

コンセプトが弱いセラピストさんは
売れない理由を商品に求めるので

同じ様な商品を売る同業者さんは
み〜んな敵に見えてしまいます。

何人のお客様が必要ですか?

 

 

私は、開業支援が佳境に入ってきた
開業直前のセラピストさんや
集客にやっきになっているセラピストさんには
必ずこの質問をします。

 

「そんなの、多いに越したことないでしょ」

もし、あなたがそう思ったとしたら
お客様を見つめる時間が足りません。

 

お客様は、一ヶ月に自由になる時間とお金の中から
何に幾ら使うかを考えていらっしゃいます。

そんな中で、あなたのトリートメントを受けることが
お友達とのランチよりも、趣味の旅行よりも
重要だと思うから来てくださいます。

 

だから私たちセラピストも
お客様に選ばれるセラピストになる努力と工夫が必要です。

それは、どうやったら
お客様にお金を払ってもらえるか
商品を買ってもらえるか

そう考える事とは全く違います。

 

だから、必要なお客様の数とは
私が食べていけるだけ稼ぐために必要な数ではなく

私の良さを理解して、多くのセラピストの中から
私を選んでもらえる方だけ来てくだされば
それで十分ではないですか?

 

一人のセラピストが、一生のうちに
出会えるお客様は限られています。
だからこそ、そのお一人お一人とのご縁を
大切にしていきましょう。

そうしてお一人お一人と
誠意を持ってトリートメントしていくことで
同じ想いの方をご紹介いただいて
そのご縁が繋がっていきます。

 

そして、私がご縁のあるお客様と
別のどこかでご縁があったセラピストさんと
もし出会えたとしたら

これって、すごいご縁ですよね?!

私たちドリームヒントと
九州大分のマラカイトさんとは
そんなご縁もあったりします。

誰に、どうなってもらいたいですか?

コンサルタント流行りですので
きっと皆さん一度は「ターゲット顧客」と言う
言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

私は開業・経営支援の時に
ターゲットを絞ることに一番長い時間を使います。

そのせいでヤキモキして
途中で止められる生徒さんもいらっしゃいますが
私はコレだけは絶対に譲りません。

 

例えば、痩身。

若者にとって痩身は、自分自身の美しさのため
ママ世代にとって痩身は、産前の体型を取り戻すため
40代後半以上にとって痩身は、健康維持と未病予防のため

同じ痩身でも、ターゲットが違うと
これだけ購入理由は違ってきます。

必要としている人の前には
何を置いても売れる

ターゲットとしている人が
何に悩んでいて、何のためなら時間やお金を
優先的に使ってくれるのか。

それが分かるからこそ
何を、どんな風に売れば良いのかが分かります。

 

でも、働いた分だけのお金しか手に入らない自営業。
日々の経営の中で、ついつい目の前の売り上げを
優先してしまうのもまた、当然のことです。

 

そんな時は、この質問を思い出してみてください。

 

きっと、何をすれば良いのか
何がしたかったのか、思い出させてくれるでしょう。

 

違いを認め合い、共に歩める仲間

想像してみてください。

ターゲットのお客様が決まっていて
貴女のサロンを選ぶ理由がハッキリしていたら

お隣の奥様が、あなたと同じ技術を身につけて
自宅サロンを始めたとしたって
貴女のサロンとお客様を取り合うことはありませんよね?

貴女を選んでくださるお客様だけに
貴女だけを選び続けてもらいましょうよ!

同業者は一番の味方になる

当校の開業支援サービスを受けた
自宅サロンを持つセラピストさんたちは
ビックリするほど仲良しです。

サロンが近ければ
一緒にイベントに出店したり
同じ施設にボランティアに行ったり

サロンが遠くても
お互いのイベントに来店したり
サロンを行き来して練習したり

開業支援サービスが進むと
お互いの売りがわかってくるので

「うちのこのお客さん
 貴方の方が合うんじゃない?」

そんな
私もビックリするような
同業者同士とは思えない会話が
聞こえてくることも。

 

同業者だからこそ、お互いの特徴が
よく分かると思いませんか?

だとしたら、そんな仲間が側にいれば
貴女が迷った時にでも
貴女の良さを気づかせてくれるはずです。

横の繋がりの強い業界は成長する

どこも似たり寄ったりで、同じ顧客を取り合っている。
そんな業界では価格でしか違いを出せません。

そうして最後は値崩れを起こして
業界全体が共倒れしてしまいます。

 

それぞれが違いをはっきり出して
それぞれのターゲット顧客を持って
業界内で住み分けをしていければ。

 

お互いの良さを認め合いながら
それぞれの場所で活躍する

そんな自宅サロンセラピストさんが増えることで
業界がもっともっと活性化する!

 

それが私が目指す
開業支援サービスの最終目標です。

 

大きな夢を共有できる

ここまで、同業者との協力が
どんなに重要かお伝えしてきましたが

私にとっては「夢の共有」が
一番大きな支えになっています。

 

セラピストは、孤独な職業です。

たった一人でお客様に向かっていって
日々売り上げの浮き沈みに振り回されながら
孤独な戦いを続けていきます。

そんな日常の中で
なぜセラピストになったのか
なぜ自宅サロンを開業したのか
一番大切な部分を忘れていきます。

 

子育てとの両立を夢見て開業したのに
開業後は「仕事」を理由にして
土日や夜遅い時間まで仕事をしてしまう

そんなセラピストさんをたくさん見てきました。

私も「仕事なんだから」を印籠にして
土曜日だけでなく日曜日まで
子どもを預けて仕事をしたこともありました。

 

でもその度に、同業者の仲間や生徒さんに
自分の中の矛盾に気づかせてもらいました。

特に私にとっての同業者仲間は、
女性としても経営者としても先輩ばかりですので

何年たっても一人で悩んで
試行錯誤しながら前に進んでいる
そんな先輩の姿にいつも勇気付けられます。

 

そして、同じ業界にいて
同じ想いを共有している人たちのお陰で

私一人では無理なことでも
協力すればできるかもしれない

そう思える様になってきました。

 

それぞれの場所で、それぞれの良さを生かして
同じ大きな夢に向かって歩んでいける。

そんな同業者との協力は、これから先も
私を初心に帰らせてもらえる
大切な指針になっていくと思います。

3つの協力で、目指すは「細く長く」

3回にわたって
自宅サロン開業に必要な3つの協力
についてお話ししてきました。

今回は
友人たち家族、同業者
を挙げさせていただきましたが

実際に開業すると
業者の営業さんご近所さん
もちろんお客様など

本当の多くの方のご協力のもとに
輝かせて頂いていることを
実感する瞬間が多々あると思います。

だからこそ
今回ご紹介した

開業前から得られる3つの協力

これを手にできる方なら
開業後に関わる様々な方に協力して頂けるような
応援したくなるセラピストになれることでしょう。

 

そうして
様々な方の協力に感謝しながら
一歩一歩すすみながら

売り上げに四苦八苦し続ける
ギラギラ自宅サロンセラピストでなく

細く長く活躍し続ける
キラキラ自宅サロンセラピストさんに
なって頂きたいです。

【連載:自宅サロン開業に必要な3つの協力】

  1. 友人たちの協力
  2. 家族の協力
  3. 同業者の協力
劉 羽瑠子

劉 羽瑠子

愛知県清須市出身。ANK(現ANA)国内線空港の地上係員を経てアメリカでマルチメディアデザインを学び、結婚を機にリンパ・フェイシャル・OSアドバイザー認定を取得。現在はリンパスクールドリームヒントにて講師として勤務しながら、自宅サロンオーナー向けに開業・経営支援サービスを開発・展開。取得資格 WATECアロマリメディアルセラピスト、BSAリンパアドバイザー、BSAフェイシャルリンパアドバイザー、BSAオートリンパアドバイザー、BSA東洋医学概論、TOEIC860
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